場 所 : | 大阪府門真市 |
---|---|
工 期 : | 2011年10月~2012年1月 |
構造規模 : | 木造3階建て |
敷地面積 : | 65.27㎡ |
建築面積 : | 38.68㎡ |
延床面積 : | 103.93㎡ |
計画地は、いつもどこからか住人の声が聞こえる住宅密集エリア。このような周辺環境からの影響を抑え、いかにプライバシー性と採光・通風を両立するべきか。
「開口部のつくり方」がもっとも大きな課題となりました。その解決策として具現化したのが、「中央に外部空間を設け、それを取り囲むように内部空間を配置する」という空間構成。最大のポイントは、すべての部屋と接する大きなライトウェル(吹抜け)。光と風がここから住空間全体に広がり、プライバシーを保ちながら、明るく風通しのよい暮らし心地を実現しています。ツꀀまた、天井が低くなる階段下空間をアーチトンネルにするなど、「遊び心」あるデザインも特徴です。
撮影/笹倉洋平